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濱松 清隆; 福山 淳*
JAERI-Research 2000-053, 13 Pages, 2000/11
標的磁気面に局在する電流を駆動するための最適化された電子サイクロトロン波の入射条件を数値解析により求めた。ここでは、O-モード基本波が低磁場側から入射される場合を解析した。波動入射条件は波動の入射方向と入射位置そして周波数により決定される。赤道面から入射される波の入射方向をトロイダル方向とポロイダル方向の両方向にスキャンして最適入射方向を解析した。光線が磁気面と接する位置で電流が駆動される(接線共鳴)時、ドップラー効果による電流の広がりが著しく抑制されることを示した。ビーム入射位置と波動周波数に対する、接線共鳴による駆動電流の依存性を解析し、最適な入射位置と最適な波動周波数を示した。さらに、電子温度に対する接線共鳴入射条件の依存性が弱いことを示した。
奥野 浩; 酒井 友宏*; 塩田 雅之*
JAERI-M 92-192, 105 Pages, 1992/12
核燃料濃度分布の不均一性が反応度に及ぼす効果について数値計算に基づき検討した。初めに、球形状及び円柱状の濃縮度100wt%ウラン-水及び濃縮度5wt%硝酸ウラニル水溶液を対象に、中心からの距離の2乗の1次式で表される燃料濃度分布を持つときの臨界量を求めた。次に、硝酸ウラニル水溶液及び硝酸プルトニウム水溶液を対象に、燃料インポータンス分布を平坦に近付ける方法で最適燃料濃度分布を求めた。さらに、濃縮度5wt%二酸化ウラン-水の均質混合燃料を対象に、最適燃料濃度分布及び中性子増倍率の計算結果に対する燃料の大きさ、形状、反射体の有無による影響を調べた。最適燃料濃度分布は、燃料の減速度が最適減速以上では中央部、以下では周辺部の燃料濃度を高める分布となった。反射体が付いた体系では、減速度が最適あるいはそれ以上で、中央部と反射体近傍両方の燃料濃度を高める分布も得られた。最適燃料濃度分布をとることにより、中性子増倍率は均一分布に比べ、相対的に0から4%増加した。一次元多群拡散近似を用いた最適燃料濃度分布計算コードOPT-Dの概要及び使用手引きを付録に記した。
鈴木 忠和
JAERI 1263, 47 Pages, 1979/11
線量問題、非線形問題や制約条件式の有無などの最適化問題の形に応じた合計32個最適化プログラムが開発整備され、各プログラムの持つ手法の安定性や収束効率に対する評価が行われた。またその評価に基づいて、開発、整備されたプログラム群を統合化した最適化コードシステムSCOOPのバージョンIが完成した。SCOOPは、効率性、信頼性、有用性、汎用性というシステムにとって重要な4つの基本的性能が考慮されたコードシステムであり、ユーザーの持つあらゆる形の最適化問題に対して、それに最も適した手法を用いて大域的な最適点が提案される。
武田 常夫
JAERI-M 7758, 235 Pages, 1978/07
本報では、照射時間および冷却時間に依存する全核分裂生成物累計の放射能を、18種の中性子束について求め等高線図(生成マップ)および表としてまとめた。本計算に使用した照射条件およびその他の概要は、下記の通りである。中性子束(nth)の変化範囲 110~6.810n/cm/sec(18種) ウラン原子数 1mole(610個、約271gUO) U-235濃縮度 2.7% 照射時間の変化範囲 60~610sec(1分から1.9年) 冷却時間の変化範囲 0および60~610sec(1分から1.9年) 計算対象核分裂生成物 約600核種 使用計算コード CADAC-No.6 約68,000組の照射時間・冷却時間および中性子束の組合せに対して、全FP総生成量が求められている。
武田 常夫
JAERI-M 7392, 184 Pages, 1977/11
CODAC-No.5プログラムは、核分裂生成物などを含む複雑な生成壊変Chain中の各核種存在量(生成量)を算出するためのプログラムである。既報のCODAC-No.4プログラムでは得られなかった様々の図表出力18種が準備されている。特に、各種の実験目的に応じた最適照射条件(照射時間と冷却時間の組合せ)の選定を行うときに便利な図表を出力することができる。例えば、ある核種の生成量がある指定された核種合計の生成量に対して占める割合が、どのような照射時間と冷却時間の組合せのときに最大となるかといった事柄である。これらの出力項目中には、いわゆる生成量マップ・各種の式(例えば、ある核種の生成量を照射時間と冷却時間の関数としてあらわした式)なども含まれている。このプログラムには、任意の複雑なChainを入力することができる。そして、入力法は簡便かつ容易なものである。プログラムの全文・入力手続・入出力例も合せて示した。
星 龍夫
日本原子力学会誌, 17(8), p.432 - 438, 1975/08
線照射装置におけるエネルギー利用効率の計算を容易にするため次の点に着目して、その近似計算法を導き出した。(1)エネルギー利用効率は幾何学的効率と吸収効率との積によって表される。(2)幾何学的効率は線源と被照射体表面の形状および配置だけに依存する。(3)線のエネルギーが被照射体内で十分に吸収されるように設計された照射装置では、吸収効率は主として被照射体内における線最大および最小透過距離に依存する。この方法では幾何学的効率は線源および被照射体表面の形状が簡単な場合の幾何学的効率を組み合わせることによって、吸収効率は、線源および被照射体表面の複雑な形状に依存しない近似式によって容易に求められる。この近似計算法によって得られた線状線源を中心にもつ円筒形被照射体のエネルギー利用効率は、真値と4%以内でよく一致した。
角川 正義
Journal of Nuclear Science and Technology, 9(6), p.357 - 365, 1972/06
抄録なし